TOKYO FRONTLINE AWARD 2016 グランプリ受賞者、山田弘幸個展開催
- nishimoto47
- 2017年4月19日
- 読了時間: 2分

昨年「TOKYO FRONTLINE AWARD 2016」 グランプリを受賞した、山田弘幸の個展をnewroom(G/P gallery)にて開催いたします。山田は昨年参加した、アルル x 集美国際フォトフェスティバル(アモイ、中国、2016)では、大小さまざまなモノクロのインクジェットプリントで展示壁から床までを覆い、表面に擦り傷をつけることで、プリントされた脈絡のない個々のイメージを、自身の運動の痕跡によって繋ぎとめるというパフォーマンスを行いました。本展では、このパフォーマンスで使用したプリント群と、この6年間のうちに撮りためてきた写真を、光(Light)、グリッド(Grid)、新聞(Newspaer)などの固有名詞でアーカイブボックスに分類された作品を展示いたします。
「今までの作品を記録写真のように、コレクションをシリーズごとに構成した黒いケースを展示する。宇宙的な空間表現で身のまわりを俯瞰、客観的に記録。淡々としたアーカイブが化合物のように複合要素が混ざり合い、我々(Nosotros)の社会を光が照らし、繋ぎ合わす。 山田弘幸」
4月22日(土)19:00よりオープニング・レセプションを行います。是非ご高覧ください。 *作家の意向により本展は撮影禁止となります。
http://gptokyo.jp/archives/3851
<展示概要>
山田弘幸「Archived/Nosotros」
会期 : 2017年 4月21日(金)ー 5月 28日(日) 12:00-20:00 *最終日は17:00まで 場所 : newroom(G/P gallery) 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff apart 2F オープニング・レセプション:2017年 4月22日(土) 19:00-20:00
<作家略歴>
山田 弘幸 Hiroyuki Yamada 1975年香川県生まれ。2011年から独学で絵画と写真を勉強する。その学ぶ過程ですべて新鮮に思え、絵画と写真の関係が同一思考上で違和感なく操作でき、同題材の実験的な作品の制作と発表を繰り返す。15年に東京ミッドタウンに展示した、化学変化を用いた環境で変化する写真作品(The fluctuation)や、感光液で絵画を制作する作品、近年の新しい動的な版画の技法による写像シリーズがある。また、ポートレイトの面白さに気づき、テーマに沿った撮影地でコミュニティに内在する情報を記録するために、被爆建物内や娯楽街、商業施設、事故現場、廃墟、駅前などに簡易スタジオを作り、そこで現地の人々の匂いや周りの環境が被写体に入るように取材、記録している。
写真展に14 年「SICF15」(スパイラルホール/東京)、同年「Tokyo Midtown Award 2014」(東京ミッドタウン)、15 年「SICF16」(スパイラルホール)、同年「ストリートミュージアム(MIDTOWN BLOSSOM)」(東京ミッドタウン)、同年 「六本木アートナイト2015 」(Photoshutting-)(東京ミッドタウン)、同年 「ソーシャルデザインアワード」(コニカミノルタ)、16年「集美x アルル国際写真フェスティバル」、 17年「第 20回 岡本太郎現代芸術賞展」(岡本太郎記念館)など。受賞歴に14年「Tokyo Midtown Award 2014 Excellent Prize」、16年「 TOKYO FORNTLINE PHOTO AWARD 2016」がある。
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